「サルイ・スーの生神女」へと導く、剣の生神女。それは、まふゆの身に宿っていた。用心しいや――正体を明かした六実は、サーシャにそう助言する。今後、自分たちの他にもまふゆを狙う者が現れるだろう、と。一方、フールにさらわれた燈は、アデプトの本拠地で目を覚ます。彼女の規格外のソーマに驚愕するアデプトのクェイサーたち。中でも、ジータは燈に対して苛立ちが隠せない。囚われ、一人ぼっちの燈。その時、部屋に一人の少女が迷い込んで……。 聖痕のクェイサー